本当にいたのだ

帰省したときに親父に聞いた話。

バスに乗っていたら前方の老夫婦の夫が突然胸を押さえて苦しみだした。
それが尋常な苦しみようでないため車内は騒然。
老夫婦の妻が「誰か、誰か携帯電話持っている人いませんか!」と叫ぶと
するとすぐ前にいた若い女性が救急車でも呼ぶのかと思い
得意満面に「はいわたし持ってます!」と答えると
険しい顔をした老夫婦の妻はすかさず「すぐ電源を切ってください!!」
といったとのこと。
話によると夫は心臓にペースメーカーを入れており、
いままでにも3回くらい同様のことがあったので外出時は
いつも夫婦同伴で出かけているらしい。
幸い、夫の症状はすぐに治まり老夫婦は終点までバスに乗っていったが
例の若い女性は次のバス停で下車したらしい。

こんな話、わたしは初めて聞いたのでびっくり。
本当にそういうことはあるんですね。