今日のTOS

タカアシガニ

「殺人鬼コドス」 トマス・レイトン博士から画期的な合成食品を開発したとの連絡を受け 確認のために殖民星シグニアマイナーに向かうエンタープライズ。 しかし合成食品の話は嘘であった。 タルサス四号星の大虐殺事件((タルサス四号星のコドス知事が住民の50%を虐殺。コドスは識別不可能な焼死体で発見された。))で顔面の半分を失ったレイトン博士は、 旅芸人の団長カリディアンが、死んだ筈のコドスだと主張し、カークに調査を依頼する。
例によってカリディアンの娘レノアを誘惑する(される?)カーク。 ウフーラ少尉が”サイセス星から来た少年”に引き続き歌を披露。 とにかくシェイクスピアからの引用がてんこ盛りで コメンタリーでいろいろ説明されてもいっこうにピンと来ません。 やはり若いうちにシェイクスピア全集とか読んどきゃ良かったな。
「宇宙基地SOS」 ロミュランとの中立地帯近くの前哨基地が次々と襲撃を受け、 連絡を受けたエンタープライズは現場に急行。敵艦を発見し追跡する。
遮蔽装置を備えたロミュラス船(バードオブプレイ)との戦闘。 エンタープライズ駆逐艦でロミュラス船が潜水艦という感じ。 フェーザー砲も爆雷のように何もない空間で大爆発を起こしてます。 ロミュラン船も攻撃で死亡した味方の死体を船外に放出して偽装をおこなったりして まさに潜水艦映画そのもの。 「静かに作業しろ」なんてカーク船長まで命令してるし(^^;宇宙船なのに 驚いたのは防御シールドの破片が登場したこと。 地球で最も硬い物質とされているロディニウムでできているそうです。 いわゆるシールドはTOSでは「電磁スクリーン」と呼ばれているので これは前哨基地の外壁材ってことかな? 自爆用の核爆弾を使ってしまったのに自爆して果てたロミュラン艦も謎。 まぁ予備の爆弾があったのでしょう。 ちなみにロミュラン船船長がスポックの父サレク((どちらもマーク・レナードが演じてます))と瓜二つです。 普通なら少しは驚くはずなのにスポックは何も反応してません。さすがヴァルカン人。