死に様を見る

ラクルCでブリヂストンの自転車工場で行っている
各種耐久試験が紹介されていた。
・完成車耐久試験
 段差を乗り越える状況を再現(25mmの段差を20万回:約二日半かかる)
・フレーム衝撃試験
 
 70Kg,90Kgの荷重で毎分250回で25.6mmの段差で衝撃を与える
中野「これで壊れるってことはないんでしょ?」
技術者「ありますよ。”死に様を見る”といいまして壊れるまで続けて
    フレームの弱い所や何回くらいで壊れるかを見るわけです。」
合格基準は2万−4万回だそうですが、10万回−20万回まで徹底的に続けると
さすがに壊れるそうです。
ほかにもフレーム振動試験、サドル振動疲労試験、促進耐候試験などなど
最近は電装品も多いので散水試験とかもやってます。
・ベル耐久試験
 
 1時間に約2500回鳴らし、合格基準の3万回で状態を確認。
 その後壊れるまで試験を続ける。
・スタンド耐久試験
 

それにしても細々とした部品(なんとベルまで!)厳しい耐久試験をやってるんですねぇ。
なかなかママチャリって壊れないわけだ。とあらためて納得した次第です。

でも、なんか気に入ったのは「死に様を見る」って表現。
ミキさんの逝ってしまったフレームは「見事な死に様」なんだろうか?成仏したって感じです。あらためて(-‖-)合掌